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天草大王イケメンコンテストグランプリ発表

Amakusa Daio Contest Grand Prix

昭和の初期頃に絶滅した天草大王。残された文献を元に、熊本県が7世代、8年の歳月をかけて交配を繰り返し、遂に平成12年に復元を成功。復元後、天草大王の血統や品質を守るために、各農場でエサや飼育環境にこだわって育てられています。

「天草大王イケメン」とは、天草大王の見た目のたたずまい・迫力ある大きさ・眼力はもちろん、飼育環境の良さや各農場の美味しさへのこだわりなどのことです。もっともイケメンな天草大王を決定する「天草大王イケメンコンテスト」を開催しました。誠秀(せいしゅう)、キング、ヤキトリマンA(エース)くん、天草大王姫王くんが4つの農場からエントリーされ、天草宝島観光協会のホームページ及びインスタグラムにおいて一般投票を受付ました。

 その結果、栄えあるグランプリを獲得したのは、ヤキトリマンファームのヤキトリマンAくんです。

皆様のご投票ありがとうございました。

#天草大王と車えび実行委員会より

天草大王イケメンコンテスト表彰式の模様(令和4年1月26日開催)

 

エントリーNo.1(誠秀せいしゅう

鶏舎名:天草大王公元

居住地:天草市五和町御領

チャームポイント:天草大王らしい赤みを帯びた羽の色つやがよく、キリッとした顔が王という名のつく鶏に相応しいです。そして光沢のある緑色がかった黒い尾羽が高く伸びがあり、横から見ると全体がキレイなY字型になっています。この尊厳ある佇まいと精気あふれる瞳が、私たちを真剣に天草大王に向き合えるように引き込んでいきます。

鶏舎・生産・えさなどこだわりの飼育状況:天草大王の生産者では最古参の2軒のうちの1軒です。ひな鶏から非遺伝子組換えの植物性飼料と森林由来のミネラルを供給することにこだわり、2ヶ月目以降からワクチン、抗生物質、抗菌剤配合飼料など使わず、安全性の高い飼料にこだわり、鶏の免疫力を高め、広くゆったりと飼い、鶏の健康に飼う事によって病気に負けない天草大王を生産しています。

広々とした山の中の解放鶏舎には、木々の間を抜けた心地よい風と、日の光が差し込み、においの無い環境が守られています。

とにかく優しい飼育スタッフが愛情をかけ、つきっきりで鶏舎で仕事する事で、鶏が少々のストレスに負けないものになること、日々餌の研究をする事で、より健康に、より滋味あふれる食べる人の健康を支える強い命を育てたいと考えています。

ホームページhttps://amakusadaio.jp/


エントリーNo.2(キング)

鶏舎名:日の出農場

居住地:天草市新和町大多尾

チャームポイント:首元の金色の羽が一番の魅力です。写真を撮る時威嚇行動で羽を広げてくれました。その姿が百獣の王ライオンのようであったことから、名前も「キング」としました。また、鶏冠や鋭い目つきから強そうな感じです。カッコ良い鶏に育ってくれました。

鶏舎・生産・えさなどこだわりの飼育状況:天草大王の最大の特徴は、その大きさです。当農場では、大きい肉厚の鶏を育てることを目標に日々研究を重ねております。特に大きさを左右する最大の要因である餌やりには力を注いでいます。

トウモロコシ、お米、カボチャ等季節の野菜を一度大釜で茹でてそれを飼料メーカーに作ってもらっているエサと配合させます。加熱した野菜を混ぜることで鶏は、好んで食べます。水分を含んでいる分、食べる分だけやらないといけないので、1日数回に分けてエサをやります。手間と時間がかかりますが、鶏がよく食べるように工夫しています。

また、鶏たちが歩きまわれるように鶏舎の飼育密度も7羽/㎡の基準に対して5羽/㎡以下とし、伸び伸びと歩ける環境でストレスがかからないよう大切に育てます。

一年の中でも11月~1月ぐらいが最も脂がのり、美味しい時期になります。ぜひ天草大王を食べて頂きたいです。

電話0969-46-3105


エントリーNo.3(ヤキトリマンA(エース)くん)

鶏舎名:ヤキトリマンファーム

居住地:天草市下浦町

チャームポイント:トサカのキリッとした顔立ちがカッコイイ。凛とした姿が大好きです。

鶏舎・生産・えさなどこだわりの飼育状況:耕作放棄されていた実家の段々のみかん畑を造成して鶏舎を建設しました。海の見える鶏舎です。天草大王地鶏が鶏舎の中を自由に動き回れて、風通しが良くなるように地形を最大限利用して、方角を研究して建設しました。

その結果、健康で脂の乗った天草大王が育っています。餌はトウモロコシ主体の配合飼料に近くで調達した籾殻をくん炭にして餌に混ぜて与えています。こうすることで、腸内環境が良くなり、健康な鶏に育ちます。毎日の餌やりをしながら、食べ残しの餌、群れの状態などを観察しながら、その都度ベストな環境になるように調整していきます。自分で育てた鶏を調理して食べて、飼育の参考にしています。熊本の地鶏天草大王を全国の人、世界の人に食べてもらいたいです。

ホームページhttps://yakitoriman.jp/


エントリーNo.4(天草大王姫王くん)

鶏舎名:姫コッコ倶楽部

居住地:上天草市姫戸町姫浦

チャームポイント:みごとなトサカ!!キリッとしたするどい目がさすが大王様といった貫禄ですよ。毛並みも光沢があり艶やかな姫王くんです。

鶏舎・生産・えさなどこだわりの飼育状況:海の見える鶏舎場で段々畑のように潮風をあびながら、すくすくと天草大王が育っています。水は国立公園の白嶽山の地下水で無色透明とても美味しい水です。

えさは、NONGMOという遺伝子組換えのない安全なえさを与え、添加物の入ってないえさとなっています。

鶏舎もゆったりとした面積で育てることにより、動きまわり伸々としています。120日以上にて出荷しているので脂がのり甘みとコクが楽しめます。

ホームページhttps://www.amakusadaiou.com/