ハクセンシオマネキの観察
- 小雨OK
日本一のハクセンシオマネキの群生地で、 じっくり観察できます。
体験情報
松島町永浦の干潟(干潮時のみ)
- 時期
- 5月〜10月
- 所要時間
- 90分
- 遂行人数
- 25〜100人
体験ポイント
潮が引くと、砂地や泥地が広がるところを干潟といいます。ハクセンシオマネキは、干潟のなかでも砂に泥が少し混じった固めの干潟を好み、そこに巣穴を掘って生活しています。熊本県は干潟の面積では日本一の県です。有明海・八代海を中心に合計約25,000haもの干潟が広がっています。これらの干潟は、人にとっても、そこに住む生物にとっても、非常に重要な働きをもっています。1945年には全国で約83,000haあった干潟が、今では約半分近くに減少してしまいました。
ハクセンシオマネキってどんな生物?
ハクセンシオマネキは、スナガニ科シオマネキ属の体長約2cmの小さいカニで、干潟に深さ20〜30cm程のJ字型の巣穴を掘り、その周辺をなわばりとしています。シオマネキ属のオスは、どの種類も巨大なハサミを持っています。